ウイルスセキュリティZERO

対応OSサポート期間中は無料でバージョンアップが可能。ウイルス対策にあまりお金をかけたくないという人にオススメのソフトだ。

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ウイルスセキュリティZEROの魅力は何といっても更新料が無料だということ。

製品購入時の対応OSがサポート期間中であれば、たとえばWindows8からWindows10へ乗り換えても使い続けることができる。定義ファイルの自動アップデートはもちろん、製品自体のバージョンアップにも無料で対応できる。

ただし、製品をバージョンアップしても、対応OSのサポート期間は購入時の契約のままなので注意しよう。

また、現在のウイルス対策ソフトのほとんどはマルチデバイス対応(パソコン、スマホ、タブレットなどの複数の端末にインストールできる)となってきているが、ウイルスセキュリティZEROが対応しているのはWindows版のみなので、この点も注意が必要だ。スマホやタブレットを守るためには別途「スマートフォンセキュリティ」を購入する必要がある。

もちろん、ウイルス対策の他にも、不正侵入対策、迷惑メール対策、個人情報保護、Web防御など、ウイルス対策ソフトが持つ標準的な機能を兼ね備えている。

高機能なセキュリティ対策ソフトとはいえないが、基本的なウイルス対策を少ないコストで行いたい人や、普段あまり使用していない2台目のパソコン、古いパソコンを保護するためにはちょうど良いソフトといえるだろう。

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製品名 ウイルスセキュリティZERO
対応OS Windows
利用可能台数 1台用 1台のみ
3台用 3台まで
価格(税込み) ダウンロード1台用 2,138円 ダウンロード3台用 5,378円
備考

ウイルスセキュリティZERO ダウンロード

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ウイルスセキュリティZERO 他社比較 製品レビュー

パソコンの使用頻度がそれほど高くなく、とにかくウイルス対策をしたいという人は導入を検討してみよう。ウイルス検出の性能は標準並で、基本機能もまずまずのおトクなソフトだ。

1台分の費用としては最安値。他のソフトでは毎年かかる更新料が一切かからず、最新版へのアップデートも無料でできる。

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1台分の初期費用が1980円(税抜)というのが、まずそこそこ安い。それなのに毎年の更新料がかからず、そのOSのサポート期間内であればずっと無料で使い続けることができる、というのがウイルスセキュリティZEROの特徴だ。

また、勘違いしやすいのが購入時の対応OSというポイントだ。たとえば最初にインストールしたパソコンがWindows7だったとしよう。このパソコンをWindows10にアップグレードした場合も、更新料ゼロで使い続けることができる。

対応OSというのは、ウイルスセキュリティZEROを購入した時点でのサポート範囲という意味であり、購入時に導入していたOSという意味ではない。従って、パソコンを買い換えてOSが変わった場合も、同時に使用するのでない限り1台分のライセンスで使用することができる。

1台分と3台分の2種類があるが、いずれも対応しているのはWindowsのみ。Mac用には「スーパーセキュリティ for Mac」が、Android OS用には「スマートフォンセキュリティ」が販売されているが、Mac用は1年版のみ、スマホ用は1年版と2年版があり、どちらも更新料無料ではないのが残念だ。

気になるウイルス検出力は標準並の実力といえるだろう。2~3年前までは誤検出や不具合が多く報告されていたが、改良を重ねて現在ではこれらの不具合はほとんどなくなっている。

ただし、当方が独自に行った検証テストでは検出したウイルスの分類が他のソフトと若干、異なっているなど微妙な部分があったのも事実だ。もっとも、テストに使用した検体数は少ないので、このテスト結果はほんの参考程度のものと考えてよいだろう。

操作画面は比較的わかりやすく、機能全体の「有効」「無効」の切り替えの他、詳細な設定変更も別画面でできるので、使い勝手は悪くない。パソコンやインターネットのヘビーユーザーでない人なら、そこそこの機能をこの価格で利用できてかなりおトクなソフトといえるだろう。

既知のウイルスはもちろん未知のウイルスも検出。パソコンの設定の無断変更を監視し、万一システムの設定を書き換えられた場合は修復も可能。

最新の「ウイルス定義ファイル」を元にウイルスやスパイウェアが侵入しそうになると自動で検知し、駆除・隔離して報告する基本機能はもちろんのこと、ファイルの内部を解析してウイルス特有のデータの並びが潜んでいないかを分析し、亜種や未知のウイルスを検出するヒューリスティック機能も搭載。

また、ファイルに感染するたびにウイルス自体が巧みにコードを組み替える「ポリモーフィック型ウイルス」は、従来のパターンマッチング(一定のパターンに当てはまるかを調べる方法)では発見しにくいのだが、不審なファイルを仮想環境上で実行させウイルスかどうかを判断する機能でしっかりブロックする。

その他コンピュータの設定ファイルが書き換えられるたびにユーザーに確認し、不正な変更が行われないようにするしくみや、システムの変更時に自動でバックアップをとることで元の状態に復元するしくみなども搭載している。

また、メールソフト以外のプログラムによる自動メール送信を監視し、ワームによる無断送信でユーザーが加害者にならないように防止する機能、ルートキット(第三者がコンピュータを外部から操作するための不正なツール)に感染していないかを検査する機能など、ウイルス対策ソフトとして備えて欲しい基本的な機能は網羅しているといえるだろう。

ログインユーザーごとに設定できる個人情報保護機能や、子どものネット利用時間、接続先を限定する閲覧制限機能も嬉しい。

個人情報保護機能では銀行口座番号、クレジットカード番号、メールアドレス、パスワード、電話番号、住所など保護したい項目をあらかじめ登録しておくと、これらの情報が不正に外部に送信されないように監視し防御してくれる。

もちろん、よく利用するショッピングサイトやインターネットバンキングは、信頼するWebサイトとして登録しておけば問題なく利用できる。この個人情報の送信をブロックするかしないか、信頼するWebサイトのみ許可するかなどの設定は、Windowsへのログインユーザーごとに設定を変更できる。

たとえば子ども用に用意したログインユーザーではすべての個人情報の送信をブロックし、メインのユーザーでは信頼するWebサイトへのみ許可するなど使い分けることができるのだ。

インターネットへの接続時間の制限もログインユーザーごとに細かく設定できる。時間制限をかける場合は曜日ごとに異なる時間を設定することができる。また、ブロックリストに登録されたサイトへは接続できないようにしたり、反対に許可リストのサイトのみ接続可能にすることもできる。ブロックリストはアプリケーションに対しても定義できるので、大人向けのアプリケーションがあっても安心だ。

Webサイトの保護ではセーフサーフ(疑わしいサイトへの接続を検出する機能)や、セーフサーチ(検索結果に目印をつけてWebサイトの信頼性を表す機能)などもあり、この価格帯にしてはまずまずの機能を備えている優秀なソフトといえるだろう。

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